そんな衝撃の研究発表が公開されました。

手足の震えなどを起こすパーキンソン病。
脳の障害だと思われていたけど、原因がわからずに原因不明。
ドーパミン不足ということは分かっているのですが、なぜ不足するのがわかっていなかった。
でもドーパミンを作る腸内細菌に問題があるようで、その腸内細菌が薬(抗生物質)によって活動できないのでは?ということですね。
研究結果は、フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームにより、医学誌ムーブメント・ディスオーダーズ(Movement Disorders)に発表された。
研究を率いたフリップ・シェパージャンズ(Filip Scheperjans)博士は、このパーキンソン病の発症との関係性は、腸内微生物の環境が抗生物質によって破壊されるためのものだと説明できる可能性があると言う。
まだ断定とは言えないけど、理屈的には説明がつく。
この理屈ならばほかの症状にも影響があるのでは?と思ったらありそう。
自閉症が腸内環境の問題ということも今では常識です。
でもほかの病気に関しても、いろいろと影響が及ぶそうです。
抗生物質の服用は、腸内微生物叢の変化を引き起こすことが示されており、それらの使用は、精神障害やクローン病などのいくつかの疾患のリスク増加と関連していることが最近はわかっている。
とりあえずここまで明らかになったのなら、服用する薬をできるだけ減らすことが人生の質を決めることになりそうですね。
腸内環境を整えておくことは、とても大切ですね。
ちょっと心配な家族でもいたら、腸内環境のケアを考えてみるといいかもしれませんね。