乳酸菌発酵エキス

乳酸菌発酵エキスは、短鎖脂肪酸などの成分によって善玉菌を増やすことができるもの。

外から摂った乳酸菌は、自分の腸内に住むところがありません。
でも乳酸菌発酵エキスの場合、今お腹の中に住んでいる善玉菌の味方になるんです。

ヨーグルトで効果が感じられない方は、自分の腸内細菌を増やしてみてはどうでしょう?

 



酪酸

酪酸(らくさん)は、大腸を守る大切なエネルギー源になります。

日本で多いがんは、大腸癌。
大腸癌の原因は、結腸の慢性的な炎症と言われています。

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これを予防する効果があるとされているのが、「ビタミンD」、「酪酸」などです。

この「酪酸」で大切なのは、食物繊維なんですね。
なぜなら、腸内細菌が食物繊維を発酵させることで「酪酸」が生成されるからです。

潰瘍性大腸炎や大腸がんの患者の調査でも、この「酪酸」量で症状に変化があるとわかりました。

乳酸菌やビフィズス菌だけじゃなく、食物繊維を摂ることも大切ですね。
腸内環境を良好に保ちたいですね。

 

天彌エキス

天彌エキス(あまみえきす)という大豆を発行させた乳酸菌の健康食品があります。

と書いてみましたが、実は私もユーザーだったりします! ここはびっくりしていいところです(笑) まぁ乳酸菌のブログを書いている管理人ですから、こういうマニアックな商品も試していたりします。

天彌エキス

ただ、私がガンだったり病気でもないので効果を実感するというのはわかりません。
気持ち的には「お守り」のような感じですね。
乳酸菌ていろいろな種類があった方がいいということなので。

しかし「がんに効く」というセールストークが問題で、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されています。

大豆を発酵させることによって、乳酸菌を濃縮しているのだそうです。

ちなみに普通に楽天やアマゾンなどでも販売しているんですよ。
なかなかの金額でビビります(笑)
逆に、今回のを機械に効果をもう少し証明できるといいのですが。

乳酸菌生産物質

乳酸菌生産物質とは?

乳酸菌のサプリメントなどで見かける乳酸菌生産物質とは、腸の中で乳酸菌(ビフィズス菌も)が作り出す代謝物のことです。
なぜこの乳酸菌生産物質が注目されているのかと言えば、生きた乳酸菌を摂るよりも、免疫作用や健康効果が高まることがあるからなのです。


よく「生きて腸まで届く」などといわますが、生きている菌よりも加熱した方が効果が高い乳酸菌もあるからなのです。
加熱処理などで死滅させることにより、より強力な効果を発揮する乳酸菌生産物質として、販売されているものもあります。

乳酸菌生産物質

なぜ生きて腸に届かなくてもいいのか?と思いますよね。ちゃんと理由があります。加熱によって死んでしまった乳酸菌から乳酸菌生産物質が発生します。
そしてこの乳酸菌生産物質を今いる腸内細菌が利用することによって、より強力な効果を発揮するんですね。の


対して、生きた乳酸菌を腸に届けても、2~3日程度で体外に排出されます。
理由の1つは腸内細菌の寿命が、そもそも数日程度だからです。


そして、あなたの腸内にはすでに腸内細菌が存在しているため、ヨーグルトなどから摂取しても繁殖する場所がなく増えることができないのです。


つまり、生きて腸に度とかしても、数日でいなくなる。
でも乳酸菌生産物質なら、今いる善玉菌を元気にすることになる。という感じですね。



ヨーグルトなんかで2週間くらいは同じものを摂り続けてみて、体調の変化を確認してみましょう。
というのも、 2週間くらい経たないと、腸内の変化も、変化による健康効果もあらわれにくいからなんですね。


でも「生きて腸に届く」タイプであれば、逆にずーっと摂り続ける必要があります。
だったら、乳酸菌生産物質を摂った方がコスパもいいってことですね。
ヨーグルトで効果を感じられなかったら、乳酸菌生産物質もためしてみるといいかもしれませんね。